耳鼻咽喉科 アレルギー科
浅香耳鼻咽喉科クリニック
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花粉症

年々患者様が増加しています

都民の2人に1人は花粉症

花粉症はアレルギー性鼻炎のなかでスギやヒノキなどの花粉を原因とする病気です。

東京都と慈恵医大アレルギー班は1983年から定期的に花粉症患者実態調査を行っており、第4回調査(2017年)では、都内におけるスギ花粉症有病率は、48.8%。
2人に1人が花粉症という結果が出ています。

特に小児と高齢者の罹患率が増加しているのが特徴です。花粉症は一度発症すると自然治癒が少なく、一度発症すると毎年シーズンに症状に悩ませられます。 





東京都花粉症患者実態調査報告書(2018)より引用

花粉症の症状(花粉症はアレルギー性鼻炎です)

花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。
また、人によってはのどのかゆみ、せき、肌荒れなど鼻以外の症状が現れることもあります。

免疫学的にはスギ、ヒノキなどの花粉が体内にはいり、アレルギー原因物質(アレルゲン)として肥満細胞に結合し、ヒスタミンなどの化学物質が分泌されることで症状が起こります。

検査

健常者の右鼻内所見

花粉症の右鼻内所見
粘膜が腫脹して気道が閉塞している

´鼻鏡検査
鼻鏡または内視鏡で粘膜を観察し、鼻粘膜のアレルギーの状態を評価します。
´血液検査
原因抗原を同定するためには血液検査が必要です。スギ、ヒノキなどの花粉のIgE抗体価を測定します
´皮膚テスト
皮膚に小さな傷をつけてから原因抗原の入った液体を滴下して腫れるかどうかを確認する検査です。実際に体内でアレルギーがおこっているかどうかを確認できます。


花粉症の治療法

´花粉対策(抗原回避) 日々の花粉飛散情報に注意が必要です。花粉の多い日には窓や戸の開け閉めを少なくしたり、外出を控えたりします。もっともポピュラーなのは外出するときにマスク、メガネをつかうことです。

´薬物療法 花粉症治療の中心的です。抗アレルギー薬や点鼻薬、点眼薬があります。現在さまざまな種類の薬があり、効果は個人差があるので医師に相談しましょう。

´初期治療 花粉が飛散する前から治療を開始する方法です。症状が出現する前から薬を服用して、鼻の粘膜が過敏になるのを抑え、症状をコントロールしやすくする方法です。ぜひ医師に相談してみてください。

´免疫療法 スギ抗原を体内に徐々にいれて体を慣れさせていき、根本的に体質を改善させる治療法です。日本では2014年から舌下免疫療法が導入されています。高い効果を期待できますが、治療継続性の維持が重要です。

´手術療法 毎年症状が強く、薬が効かない場合有効です。一時的にはレーザー治療、長期的には粘膜切除術が有効です。是非医師に相談してみてください。